【Canva&メディバン】初心者でも簡単!表紙・裏表紙psdデータの作り方(例題デザインあり!)

同人誌作成

初めて同人誌小説を作るとなると、表紙をどうしようと悩むと思います。デザインに全く触れてこなかった筆者でも、同人誌を数冊作ったことでなんとか多少はこなれてきました。

今回は作成の流れと、コツのようなものをまとめてみます。初めて表紙デザインを自分でする方の参考になれば幸いです。

使用するソフトは、Canva(キャンバ)MediBang Paint(メディバンペイント)です。どちらも無料版があります。
この記事ではPCでの作業例を記載していますが、スマホアプリでも代用が可能だと思います。

同人誌小説の作り方はこちらでまとめています↓

Nolaを使った原稿の作り方はこちら↓

大体の流れ

  • Canvaで素材を組み合わせてイメージを膨らませる
  • 全体像を完成させる
  • 印刷所のテンプレートをダウンロードする
  • テンプレファイルをメディバンで開き、微調整する
  • レイヤーを統合し、入稿データを作って完成!

canvaでおおまかな表紙を作る

作る本のサイズに合わせてサイズを決めます。

例として、文庫サイズで作ってみます。
右上の「デザイン作成」ボタンからカスタムサイズで111mm×154mm(塗り足し3mm含む)にします。

キャラやストーリーのテーマから、いくつかのキーワードで素材を探します。素材を組み合わせて、よさげな感じを目指す……。

例として、冬っぽい感じで適当に作ってみました。

裏表紙も作ります。表紙よりも使う色を少なくするとそれっぽいのかなあと思います。

作成した詳細な手順については以下の記事に書きました。

ちなみに1ページに表紙、2ページに裏表紙の並びで作ると、並べて表示できるため全体の雰囲気が分かりやすい◎
※右下の『グリッドビュー』ボタンを押すと見れます

背表紙もCanvaで作ってもよいのですが、今回はメディバンでさっくり作るので省略します。

表紙裏表紙が出来上がったら、pngでダウンロードします。
右上の『共有』ボタン→『ダウンロード』

何も変更せずに『ダウンロード』を押せば、PNGでダウンロードできます。

もしパーツごとに透過保存したい場合は、Canvaプレミアム登録をするか、パーツ単体のページを作ってpng保存しメディバンで透過してもよいかと思います。

↓メディバンを使った透過方法はこちらの記事で紹介しています。

 

テンプレをダウンロード

今回は、おたクラブさんのテンプレを使用します。

まずサイトの『無線綴じ冊子』のページを開く。
画面下部にある背幅の計算で、使用する紙やページ数を選択し、『計算』ボタンを押すと、背幅が表示されます。
そのまま『PC用テンプレート』を押下すると、その背幅のテンプレをダウンロードできます。

 

メディバンで完成させる

ダウンロードしたpsdファイルをメディバンで開きます。

Canvaで作った画像を入れて、サイズと位置を調整します。
また、もともと入っているレイヤーに注意事項や塗り足し位置、仕上がり位置が記載されているのでよく読みます。

色味の調整や、もろもろをがんばります。Canvaの時点でほぼ完成であれば、あまりいじらなくても問題ありません。

今回はメディバンでは背表紙を付けます。なんとなくで色味を合わせてみました。

全部できたらpsdファイルのまま保存します。

また、メディバンで保存したpsdファイルは開き直すとテキストレイヤーでの編集ができなくなります。mdpファイルでバックアップ保存をして対策しましょう。
詳しくは以下の記事でまとめていますので宜しければご覧ください。

 

入稿用ファイル作成

ここから少し注意なのですが、完成したファイルはコピーしてバックアップを取っておきます。(入稿用ファイルと、バックアップファイルを別々にする)

というのも、入稿時にはレイヤーを全て統合するのが基本のため、統合前のデータを取っておくと何かあったときに対応できます。

バックアップをしたら、ひたすらレイヤーを結合していく。
その都度、変な表示になってないか確認します。たまにレイヤー構成を間違えて消えちゃったりするのでよく確認したほうがよいです。

レイヤーを一つにできたら保存します。(何度でも、元データとは別ファイルであることを確認!)

↓こんな感じになります

 

データ完成!

これでデータが完成しました。

表紙の画像はサンプルやお品書き等で使うと思いますので、メディバンでpngで書き出ししておくと後で便利です。
左上メニューの『ファイル』→『書き出し』を押すと、以下のポップアップが出るので、そのまま変えずに保存をすると、PNGファイルで保存できます。

PNGファイルを開くとこんな感じです。

 

まとめ

無から有を産み出すことは本当に大変です。しかし一度チャレンジしてみると、意外とできた!と楽しくなってくるかもしれません。是非やってみてください!

↓お品書きの作り方はこちらで紹介していますので宜しければご覧ください。

また、名刺作成はこちらの記事で紹介しています!

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